ソファの選び方②(座り心地編)

前回に続きまして、今回もソファの選び方について。

今回は選ぶ時のポイントとして、「座り心地」にスポットを当ててみました。

みなさまは柔らかいソファ、それとも硬いソファ、どちらがお好みでしょうか?


という、この「柔らかいソファ」と「硬いソファ」とは・・・?


実は柔らかいソファと言うのは、ソファに座ってからお尻がピタッと止まるまで、これをストローク(稼働幅)と言いますが、このストロークが長ければ長いほど「柔らかく」感じ、短ければ短いほど「硬く」感じます。

本当に硬いソファですと、お尻が痛くて長時間は座っていられないでしょうし、また、本当に柔らかいソファですと体が安定しないので疲れてしまいます。


座り心地を比べられる際には、このストロークの違いを意識しながら座り比べてみると、また違った見方もできますので試してみてください。

 

そして次は、ソファの内部構造によって変わってくる座り心地について見ていきたいと思います。
ここでは3つの一般的な内部構造を例にそれぞれを見てみましょう。


①ウェービングベルト

ソファの衝撃吸収素材の中でも最も多く使われている素材。
ソファに腰かけた時ベルトがグッと下がりますので、ストロークが大きく弾力性のある座り心地です。

 

②Sバネ

S型のバネ(Sスプリング)を連結させた構造になっています。
座ると座面全体が体重を受け止めて沈む感じです。
ストロークは小さく少し固めに感じます。

 

③コイルスプリング

コイル状ののバネをフレームの上に並べ連結した構造になっています。
コイルの反発力があるので、ストロークが長く、Sバネのソファに比べると豊かな弾力性があります。

 

このようにソファの内部構造からでも、それそれのソファの座り心地は変わってきます。
お店でソファを探されている際には、ぜひご参考にそれぞれの違いを体感してみてくださいませ。