「３回」
この数字は何か分かりますか？
これはよく言われる、一生のうちで家具を買うタイミング。
一回目は、一人暮らしや結婚など、親元を離れ生活環境が変わるタイミング。
二回目は、新築の時、
三回目は、その後のリフォームなど。
これを見ると、最近でこそ「お家時間をどう過ごすか」ということで、家具・インテリアに興味を持たれる方が増えてきましたが、それまでは家具を買うタイミングがいかに少なかったのかということが分かります。
その結果
「家具・インテリアって、ちょっと分かりずらい」
と思われる方が多く、どうしていいのか分からないという方が多いようです。
ここでは、そんなちょっとインテリア・家具が分かりに難いと感じられている方に
コーディネートの考え方とポイントをお話しできればと思います。
インテリアコーディネイトといえば
整えられた統一感のあるコーディネートを思い浮かべる方も多いはず。
「材質」や「ブランド」をそろえていくことで、モデルルームのような美しさや、整えられた空間の心地よさなど、統一感あるおしゃれなお部屋に仕上がります。
例えば・・・
ウォールナット材で統一したソファにチェア、リビングテーブル、TVボードなどと、ウォールナットの木質感ならではの落ち着いたテイストの雰囲気になります。
一方で、それとは別の方法もありまして、ある程度のテイストの方向性は決めて、お気に入りの家具や、思い入れのあるアイテムをお部屋に取り入れながら、空間を良くしていくやり方。
このようなコーディネートの場合だと、材質や色目はそろっていなくても、なんとなく全体的に整った美しさがあり、そこに暮らす人の個性が良く現れます。
お気に入りのものを買い足しながら、どんどん空間がおしゃれになっていく、そんな楽しみ方があります。
自分が着る服に置き換えてみると良く分かるのですが、全身真っ黒や真っ白でコーディネイトすると、フォーマルでかしこまった印象になりますし、また、デニムにＴシャツ、ジャケット、靴はスニーカーといった具合に組み合わせるとカジュアルでリラックスした印象になります。
家具も同じで、それぞれ自分はどちらの方が好みかということを意識し、それに基づいて家具もセレクトしていかれると、より、自分らしいお洒落な空間が出来上がると思います。
ぜひ、そんなことを考えながら、家具選びを楽しんで下さればと思います。
