家具を選ぶときのポイントは?

少し前に

「家具を選ぶ時のポイントは?」

というアンケートを、何かの記事で読みました。

(なんの記事だったか思い出せません。ごめんなさい。)

 

そのアンケートによると、

家具を選ぶ時の決め手となったのは、

 

「自分の部屋の家具と合っているか?」

ということと、

 

「自分の好みに合っているか?」

ということで、家具を選ぶ人が多いという結果でした。

 

確かに店頭でも

「この家具を気に入っているんだけど。。。、部屋の家具に合うか不安」

とか、

「家の雰囲気に合うか不安」

 

という話はよく聞きます。

 

つまり、「自分の部屋に合うかどうか?」というのはかなりの方が気にされています。

 

もちろん、コーディネイトという点で考えると、「自分の部屋の雰囲気に合うこと」、というのはとても大事なポイントではあるのですが、裏を返せば、自分の部屋に家具が合わないということで、自分の好みの家具を買うのを断念される方がいらっしゃるということでもあります。

 

この

「自分の好みにあっている家具を選ぶ」

「部屋の雰囲気と合うかを重視して家具を選ぶ」

だと、どちらを優先するべきか。。。

 

本当に悩ましいところだと思いますが、この件は一体どう考えるべきでしょうか?

 

今日は、このことについてお話したいと思います。

 

ちなみに皆さんはどちらがいいと思われるでしょうか?

まったくの私見で言いますと(笑)

最低限のことはお部屋に合わせないといけないということが前提ですが

私は

 

「自分の好みを優先で選ばれた方が良い」

 

と思っています。

 

その理由は3つありまして

 

1つ目は

これは、家具屋泣かせの話なのですが。。。

ご存じの通り家具って長持ちします。(笑)

なので、服などに比べるとかなり購入頻度は低いです。

 

例えばあなたが、一番最近家具を買ったのはいつ頃でしょうか?

1年前?

2年前?

もっと前に買ったきり、ずーっと買っていない方もきっとたくさんいらっしゃると思います。

また、しばらく家具を見に行っていないなー、って方もたくさんいると思います。

 

しかし、実はその間にも、メーカー各社さんは次々に新商品を出されていますし、

新しいメーカーさんもどんどん出てきています。

そしてもちろんですが、家具もその時その時にトレンドがあります。

 

となると、今部屋にある家具は数年前以上前に買ったもので、場合によっては10年以上前のものばかりである可能性もあります。

だとすると、今自分が使っている家具と、今回自分が気に入った現在の家具とでは、合わせようとすると、なかなか難しい場合が多くなってきます。

 

ですので、自分の好みの家具が見つかったのであれば、前から使っている家具の雰囲気に引っ張られるよりは、今気に入った物を購入するというほうが自然な流れと考えます。

 

これが一つ目の理由です。

 

(家具インテリアに関して、自分の好みがはっきりしていて、インテリアの方向性が定まっていれば別ですが。) 

 

2つ目

私たちの暮らしの中で、インテリアの立ち位置はここ10年くらいで随分と変わりました。

街で見かけるインテリアは、ショップも飲食店もホテルもずっとお洒落になっていますし、お家の中も,、インテリア雑誌の中だけでなく、実際におしゃれに暮らされている方も増えました。

 

 最近の世の中の流れとして、おうち時間の充実や、テレワークの増加などにより、今まで外側に向けられていた目が、内側に向きはじめたことも後押しして、ますますインテリアに関心が高まっているのを感じます。

 

ですので、これからの家具を選ばれる方には、自分の好みや落ち着くテイストをなんとなくで良いので思い描きながら、自分の気に入った物を選ぶことの方がいいと考えます。

そして、新しい家具に合わせて、少しづつお気に入りのインテリアアイテムなどを足していきながら、空間を素敵にしていく方が、暮らしの中に楽しみができるのではと考えるからです。

 

そして

3つ目

シンプルに

気にせず好みの物を使った方が心地いいからです。

これはもう皆さま、実体験として経験されていることと思いますが、お気に入りの服を着て出かける時って気分が上がりますよね。それと一緒で、やはりお気に入りのものを使うとき、上がります。

ですので、毎日使う生活道具だからこそ誰の目を気にすることなく気に入ったものを選ぶべきだと考えます。

 

このような理由から私が家具選びに、お部屋に合うか、合わないかでお気に入りの家具を選ぶかどうしようか迷われたなら、迷うことなく「自分の好みにあった家具を選ぶ」ことをお勧めします。

 

今のお部屋と合わせたコーディネイトはもちろん大切なことですが、

せっかく気に入った家具と出会えたのであれば、そちらを選ばれてはいかがでしょうか。